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ヴィンテージ写真集「映像の現代」 全巻10冊揃 入荷しました! 奈良原一高 立木義浩 植田正治 深瀬昌久 東松照明 富山治夫 佐藤明 石元泰博 横須賀功光 森山大道 / Vintage Photo Book ” Eizo no Gendai ” Series, a set of completed 10 volumes -Contemporary Japanese Photography of the Time :Ikko Narahara, Yoshihiro Tatsuki, Shoji Ueda, Masahisa Fukase, Shomei Tomatsu, Haruo Tomiyama, Akira Sato, Yasuhiro Ishimoto, Noriaki Yokosuka, Daido Moriyama

2020 年 5 月 13 日 | カテゴリー : 写真, 新着・おすすめ商品

小宮山書店4階から、ヴィンテー写真集「映像の現代」全巻10冊セットをご紹介致します。詳細はこちら

The vintage photo book “Eizo no Gendai” series (Contemporary Japanese Photography of the Time), now in stock. Here is a set of completed 10 volumes as bellow. To get more details, click HERE

 

1. 奈良原一高 2. 立木義浩 3. 植田正治 4. 深瀬昌久 5. 東松照明 6. 富山治夫 7. 佐藤明 8. 石元康博 9. 射 10. 森山大道 1. Ikko Narahara 2. Yoshihiro Tatsuki 3. Shoji Ueda 4. Masahisa Fukase 5. Shomei Tomatsu 6. Haruo Tomiyama 7. Akira Sato 8. Yasuhiro Ishimoto 9. Noriaki Yokosuka 10. Daido Moriyama

こちらは1971年から1972年にかけて中央公論社から出版された写真集で、日本を代表する写真家の名前が並びます。

1960年代の作品が多く、写真家たちも当時は20代や30代など若く鋭い時代であり一冊一冊のエネルギーは他に類のない迫力あるシリーズです。以下、各巻をご紹介致します。

1. 奈良原一高「王国」序文:山崎正和 1. Ikko Narahara -Okoku

こちらに収録しているのはいずれも奈良原氏が早稲田大学大学院在学中、写真をはじめたばかりの時期の作品で、処女作と位置付けられます。

2. 立木義浩「GIRL」序文:庄司薫 Yoshihiro Tatsuki -Girl

本書に収録された、「舌出し天使」は1965年のカメラ毎日に異例の56ページにわたり一挙掲載された作品。キュートな女性が魅力的です。

3. 植田正治「童暦」序文:水上勉 Shoji Ueda -Children the Year Around

子供たちのシャープで優しくユーモアのあるイメージが印象的です。繊細な植田氏の世界観を存分に楽しめる一冊。1932年、まだ二十歳に満たない頃に写真館の自営を始めた植田氏は鳥取県出身で、山陰と子供たちを撮り続けていました。

4. 深瀬昌久「遊戯」序文:なだいなだ Masahisa Fukase -Homo Ludence

1960年頃の初期の貴重な作品から屠殺場を舞台に妻であった洋子を撮影した作品等が収録されており、6章それぞれが強烈な印象を残します。深瀬氏を堪能できる見応えある一冊。

5. 東松照明 「戦後派」序文:野坂昭如 Shomei Tomatsu -Après-guerre

本書には、1951年から1960年までの10年間の作品を収録。まだ20代の頃の作品ということになります。序文を書いた野坂氏が用いた表現「焼跡闇市派」と呼ばれる世代に属する東松氏自身が、20代の頃に写した戦後の人々や風俗を改めて捉え直して作られた写真集です。今では感じることの出来ない当時の空気感や厳しい視線が伝わります。

6. 富山治夫「現代語感」序文:開高健 Haruo Tomiyama -Popular Life Today

本書には、朝日ジャーナルの連載「現代語感」とカメラ毎日の連載「人間花壇」で発表した作品を中心に掲載しています。巻末の作品解説によると、山岸氏がパリでアンリ・カルティエ=ブレッソンに日本の若い写真家の作品を見せた際、富山氏の写真を見たブレッソンは「こうしてはいられない」とすぐにカメラを持って家をとびだしたのだとか。他の同世代の著名な若手写真家の作品については「ナンセンス」と一蹴したにも関わらず、彼の作品には「こんなすばらしい写真を撮る若者が日本にいるとは」と感嘆したそうです。

7. 佐藤明「おんな」序文:東野芳明 Akira Sato -Woman

佐藤氏は、奈良原一高・川田喜久治・細江英公・東松照明・丹野章と共に写真家集団VIVOの立ち上げメンバーです。本書は「サイクロピアン」「おんな」「冷たいサンセット」の3章からなり、モデルは江波杏子氏等。江波氏は薔薇刑(被写体:三島由紀夫 写真:細江英公)にもモデルとして起用されています。

8. 石元泰博「都市」序文:加藤秀俊 Yasuhiro Ishimoto -Tokyo

作品解説の山岸氏によると、品川から浅草、新宿へと一日20キロも30キロも歩いて撮影していたという石元氏。代表作の一つ「シカゴ,シカゴ」と比較し、石元氏が捉えたもう一つの都市・東京を楽しめる作品です。

9. 横須賀功光「射」序文:一柳慧 Noriaki Yokosuka -Shafts

イタリア・フランス・ドイツのヴォーグ誌でフリーランスのカメラマンとして参加する等、広告の分野から活躍の幅を広げた写真家。1970年代には、ワークショップ写真学校でも講師を務めています。本書では、モチーフとなる女性もステンレス板も針金も繊細で美しい造形として記録されています。

10. 森山大道「狩人」序文:横尾忠則  Daido Moriyama -A Hunter

写真集としてのデビュー作「にっぽん劇場」(1968)以後から本書の刊行時期までの作品を掲載。同い年で特別な関係でもあった写真家・中平卓馬氏からすすめられた文学作品「路上」(ジャック・ケルアック)に触発されて旅立ち撮り始めた国道シリーズ等も収録しており、「写真よさようなら」と共に代表作の一つとなる貴重な写真集です。

 

今回ご紹介する「映像の現代」は、各写真家にとっても代表作といえる作品ばかりが揃う貴重な10冊セットです。ぜひお見逃しなくご覧くださいませ。

また状態等、詳細はお気軽にお問い合わせくださいませ。

 

Complete set of  Eizo no gendai series (Text: Japanese with Translation in English)

1. Ikko Narahara : Okoku / Man and his Land (Published in 1971)  Foreword: Masakazu Yamazaki

2. Yoshihiro Tatsuki : Girl (Published in 1971)  Foreword: Kaoru Shoji

3. Shoji Ueda : Warabe goyomi / Children the year around (Published in 1971)  Foreword: Tsutomu Minakami

4. Masahisa Fukase : Yugi / Homo Ludence (Published in 1971)  Foreword: Nada Inada

5. Shomei Tomatsu : Sengoha / Après-guerre  (Published in 1971)  Foreword: Akiyuki Nosaka

6. Haruo Tomiyama : Gendai gokan / Popular Life Today (Published in 1971)  Foreword: Takeshi Kaiko

7. Akira Sato : Onna / Woman (Published in 1971)  Foreword: Yoshiaki Tono

8. Yasuhiro Ishimoto : Toshi / Tokyo (Published in 1971)  Foreword: Hidetoshi Kato

9. Noriaki Yokosuka : Sha / Shafts (Published in 1972)  Foreword: Toshi Ichiyanagi

10. Daido Moriyama : Karyudo /A Hunter (Published in 1972)  Foreword: Tadanori Yokoo

Each books contains life history of photographer