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三島由紀夫文学の処女作品「花ざかりの森」初版本 和紙刷・洋紙刷の二種を紹介します。Yukio Mishima ” Hanazakari no Mori “- The Forest in Full Bloom

2020 年 5 月 22 日 | カテゴリー : 新着・おすすめ商品, 日本文化, 文学・人文

中二階より前回の三島由紀夫 限定本「美徳のよろめき」に続き、今回は「花ざかりの森」初版 和紙刷・洋紙刷をご紹介致します。

上が和紙刷りで下が洋紙刷です。

昭和19年という出版が非常に困難な時代に「花ざかりの森」は出版されました。当時は戦時中で本を作る紙すらも配給制であるために出版社で紙が用意できず、祖父の口利きで王子製紙よりようやく紙を手に入れて4,000部が出版されます。しかし最初に用意した和紙が足りずに、ごく僅かに洋紙を用いて目標の数を出版する事が出来ました。それで「花ざかりの森」の初版本には和紙刷と洋紙刷の二種類の本が存在し、資料によりますと全体の一割くらいが洋紙刷と思われるそうです。

「花ざかりの森」は三島由紀夫の文壇での最初のデビュー作であり、その後に発表される多くの三島作品を評論する際に引き合いに出されるもっとも重要な小説のひとつです。今回紹介します「花ざかりの森」初版本は70年以上の年月を耐えて今、小宮山書店に良い状態で在庫しています。現在は汚れや痛みが有ったりカバーの無くなったりした本が多く、カバー付で状態の良いものは少なくなっています。しかも今回は価格をかなり下げておりますのでご興味のある方は是非、和紙刷・洋紙刷の二冊同時購入をお勧めします。三島由紀夫の書籍をコレクションする方ならば「花ざかりの森」初版本は外せない本と思いますので是非ご検討くださいませ。

和紙刷の詳細とご購入はこちらからどうぞ。Click here for details and purchase.

洋紙刷の詳細とご購入はこちらからどうぞ。Click here for details and purchase.