NEWS & BLOG | 神保町の小宮山書店 / KOMIYAMA TOKYO

メニュー

小宮山書店 KOMIYAMA TOKYO

News & Blog

澁澤龍彦 (Tatsuhiko Shibusawa) 翻訳本ほか おすすめ書籍のご紹介です!

2020 年 9 月 6 日 | カテゴリー : 新着・おすすめ商品, 文学・人文

こんにちは、小宮山書店です。
本日は中2階文学・人文フロアより、おすすめの商品のご案内です。

小宮山書店中2階では三島由紀夫を中心に、澁澤龍彦寺山修司など関連する作家の書籍を取り揃えております。今回ご紹介する澁澤龍彦(1928~87)は作家・フランス文学翻訳家として知られ、没後三十年以上が経った今なお多くのファンに愛されています。

 

澁澤龍彦翻訳のジュール・シュペルヴィエル『ひとさらい』は1970年に薔薇十字社から出版されました。『ひとさらい』は年甲斐もなく一人の少女に恋をした退役大佐の哀れな末路を描いた小説です。澁澤龍彦は短篇『沖の小娘』などに見られるシュペルヴィエルの幻想的な作風に熱中し、昭和30年(1955年)頃にこの翻訳を完成させたそうです。小説とともに、澁澤龍彦が20代のころに仕上げた翻訳もぜひお楽しみください。

 

『ひとさらい』
著:ジュール・シュペルヴィエル 翻訳:澁澤龍彦
(Author: Jules Supervielle, Translate: Tatsuhiko Shibusawa)
薔薇十字社 1970年
初版 ハードカバー 函帯付
函・帯 シミ、カバー 少ヨゴレ有
商品の詳細・ご注文はこちらから

 

次にご紹介する『悪魔の中世』は1979年に桃源社より出版されました。美術雑誌「みづゑ」の1961年3月号から10月号にかけて連載されたエッセイを再録したもので、中世ヨーロッパにおける悪魔の図像について解説されています。キリスト教の宗教画に登場する悪魔からボッシュやブリューゲルの描いた怪物まで、豊富な挿図とともに悪魔の系譜が展開されています。

 

『悪魔の中世 西洋美術史の暗黒』
澁澤龍彦 (Tatsuhiko Shibusawa)
桃源社 1979年
初版 ハードカバー 布装 函・帯付
帯・背 ヤケ有
商品の詳細・ご注文はこちらから

 

最後にご紹介するのは、1967年に美術出版社から出版された『幻想の画廊から』です。1965年頃に雑誌「新婦人」で連載されたものを含む全24篇のエッセイを収録しており、それぞれが著者の好みによって選ばれたテーマに沿って書かれています。サルバドール・ダリの展覧会を見た感想を交えた「光り輝くルネサンスの幻影」、中世ヨーロッパの城について綴った「幻想の城」、人形へのフェティシズムについて論じた「人形愛」など、いずれも澁澤龍彦らしい文章が300点以上に及ぶ充実した図版とともに楽しめる、貴重な一冊です。

『幻想の画廊から』
澁澤龍彦 (Tatsuhiko Shibusawa )
美術出版社 1967年
初版 ハードカバー 函 ビニールカバー付
函少ヨゴレ、函背ヤケ有
商品の詳細・ご注文はこちらから

 

そのほか、澁澤龍彦の書籍の一覧はこちらよりご覧いただけます。
今回ご紹介した書籍はいずれも一点限りの在庫となっておりますので、お探しの方はお早めにご注文ください。また、函やカバー等に経年による劣化が見られますので、事前にご了承頂けますようお願い致します。