［抱擁 / 写真：細江英公　序文：三島由紀夫］ | 神保町の小宮山書店 / KOMIYAMA TOKYO

細江英公写真集「抱擁」
巻頭には三島由紀夫の序文が掲載されており、年代的におそらく三島由紀夫最後となる遺稿だと思われる。 土方巽より提供された被写体（4名）による作品集、完成まで10年の年月を要したが、Bill Brandtの『PERSPECTIVES SUR LE NU』を「越えるように考えなくてはならない」と思考し完成した写真集である。白黒の被写体から届くエネルギーは優しくもあり、力強いイメージである。

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